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唯一





「私がぬかずくのは、美しい ものだけでございます。」
 

「私の一生は無意識の自己実現の物語である。
無意識の中にあるものはすべて、外界へ向かって
現れることを欲しており、
人格もまた、その無意識的状況から発達し、
自らを全体として体験することを望んでいる。」 

by C.G.J




ジョー・ストラマーのひと言。
 今から、10年前、彼からこう言われた。
「君は、きっと出来るよ。」



JOE STRUMMER & THE MESCALEROS公演で、楽屋を訪ねた時だった。
彼は、様々な人と、挨拶など、いろいろ話をしていて、
自分は、それを離れたところから眺めていた。

そんな自分になぜか、何度も視線を投げ掛けてくれていた。
ずっと待っていて、やっと一段落ついて、話を出来るタイミングがやって来る。

何を話すべきか?結局、かなり照れながら、挨拶程度のあたりまえの会話。

当時、自分は、満ち足りる事なく手に届かない何かを追い続けていて、
ありとあらゆる壁を開け続けていた。

でも、目の前の偉大なヒーロー、存在感が違う。めずらしく物怖じする。
しかし彼は、全く柔らかく、目眩がしそうなくらいのやさしさたずさえ、
中心にいながら、どこか客観的な視点をもっている人に見えた。


そこがまた、たまらなく格好いい。


帰り際、固すぎず、柔らかすぎない、やさしく力のこもったグリップで握手、
そして、肩を一度ポンと、新しい世界に後押ししてくれるかのように叩いてくれた。


THE CLASH。
ほとんど残念ながら通らなかった道。
「白い暴動」に収録されているポリスとコソ泥 (Police and Thieves)や、
「I Fought The Law」 を高校生の頃、バンドでコピーしたくらい。
そもそもパンクを知ったのも、映画『シド・アンド・ナンシー』で。

その後、映画『ルード・ボーイ (Rude Boy) 』で、知った程度。

途中に流れるゆるいリズムが、新しく響く。
レゲエミュージック。こうやってイギリスから。

この下品で、退廃と混沌を破壊しようと暴れる力を写した映画の
ジョー・ストラマー、どこかクールで、すごく大人に見えた。


そんな人物から、自分より前の人たちの会話からは考えられない、自分への言葉。


「君は、きっと出来るよ。」


時が止まった。


最高に、ポジティブで、高揚した気分に包まれたのを覚えている。

そんな、彼もその2年後に他界する。



自分に何ができるのか?


そこからの10年間、何事もポジティブにあらゆる世界に飛び込み、見てみようとした。

思いがけず、出会ったヒトから、思いがけずかけられた言葉。


自分から離れない。



今、何が出来ているのか?

果たして、これでいいのか?



あの時に、なぜ、彼は私を見て、ああいったのだろう?


あの時から、様々、会うヒト、起るコト、全て意味があり、必然だと思っている。



今も、出会い、言葉が残るヒトがいる。



こうやって、影響を介し、国境、人種、年齢を超え、

ヒトとヒトの心は繋がる。



素晴らしい。



たった一言で、

ヒトの人生に感銘と姿勢をもたらす、

人物に成長する事が、出来るだろうか...


今、再び、ジョー・ストラマーが後押しする様な気がする。


「君は、きっと出来るよ。」